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三益製薬ブログ

中医学、漢方

第6回美膳薬膳サイエンスセミナー

3月14日(金)は、

弊社が10月より続けてきた

『美膳薬膳サイエンスセミナー』の最終回でした。

 

この日は、

『アレルギー体質改善の秘策』

をテーマに、株式会社ANC 代表取締役 加藤聡氏を

講師にお迎えし、

薬剤師ならではのお話をして頂きました。

IMG_2322.JPG

 

アレルギーには、

喘息、花粉症、食物アレルギーだけでなく

アトピーやリウマチ、蜂に刺された時のアナフィラキシーショック

も該当します。

 

主な原因は、

アンバランスな食事、ストレス

残留農薬、スギ花粉の増加、大気汚染

等があります。

IMG_2331.JPG

 

アレルギーを予防するために

最も重要なことは

『腸管免疫を上げる』

ことで、

胃腸が大事になります。

 

また、

現在では耳鼻科でもアレルギー抗体検査を

することが可能で基準値は通常170以下です。

しかし、アレルギーの反応が高い方は

600〜700くらいの数値がでるそうで、

 

どんなアレルギーに反応するか

詳しく結果もでるとのことで

私も、受診してみようかと思いました。

 

また、

質問コーナーでは

『28歳を迎えて、お酒が飲めなくなり、

蕁麻疹や貧血が起きるようになった』

という私の相談を聞いて頂きました。

 

問題は、

体質が変わったことや

中医学でいう気血水のバランスの

気と血が不足していることとの

アドバイスを受けました。

 

それに見合う漢方やライフスタイルについても

ご紹介頂き、すごく楽しく勉強になるセミナーでした。

 

その他にも

皆様個人のご相談や、ご質問も飛び交い

中身の濃いセミナーになったと思います。

 

『アレルギー体質改善の秘策』での

アレルギーに関するお話や、セミナーの様子は

明日もご紹介いたします!!

 

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中医学、漢方   2014年03月17日

西洋医学と東洋医学の違い

私たちが普段受診することが多いのは、

西洋医学による診察と治療です。

西洋医学と、東洋医学

よく耳にする言葉ですが

西洋医学と東洋医学は、

何が違っているのでしょうか?

 

西洋医学では、

人体をパーツ(さまざまな器官)の集合体としてみます。

東洋医学では人体全体を1つのものと考えます。

 

ですから東洋医学でいう病気は、

ある部分の調子が悪くなっても

そのパーツではなく、

全体の調子を整えるのです。

全体がよくなれば、ある部分の症状(病気)

も消えるというわけです。

 

その一方で

西洋医学は、病気の原因になっている

パーツをみつけ、

そのパーツを正常に戻す=病気は治療できたと

いうことになります。

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病気や症状により

西洋医学、東洋医学

それぞれ得意な治療方法があります。

 

例えば

西洋医学は、

手術が必要な病気やけが

細菌などによる感染症

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東洋医学は、

肩こり、めまいなど、漠然とした不調

原因が特定しにくい不調

等です。

 

現在は

西洋医学と東洋医学の両方の側面から

治療する病院も増加しています。

両方の良い部分を取り入れ、

より健康で、元気な毎日を送りましょう。

 

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中医学、漢方   2014年03月13日

中医学からみる花粉症

ここのところ、

ニュースでも流れ始めました『花粉情報』。

福岡でも、スギ花粉の飛散がピークを迎えています。

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スギ花粉のピークを過ぎると、

3月下旬にかけて次はヒノキ花粉が到来します。

 

花粉症の方にとっては辛いこの時期

鼻づまりや、くしゃみ、目のかゆみ等に

悩まされる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで本日は

中医学からみた『花粉症』

についてご紹介したいと思います。

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花粉症は、

体内の水分のバランスが悪い状態『水毒』

が原因と考えられています。

 

『水毒』とは、

必要なところに水分が少なく、

特定のある部分にたくさんたまっている状態のことで

余分な水分があふれ出すことで

 

鼻水やくしゃみ

等につながります。

 

また、

ストレスや体力の低下が

抵抗力を奪うことも原因のひとつです。

『気虚』です。

 

体のバリア機能である『気』が不足しているため

『気』を補い、巡らすことが大切です。

 

体のバリア機能が低下していると、

アレルギー症状が悪化するため

『気』を補う、なつめやいも類等を

取り入れると効果的です。

 

また、

体を冷やさないよう心がけたり

水分の摂り過ぎを控えることも効果的です。

 

水分代謝を高め、『気』を補うことが

花粉症を和らげるポイントになります。

 

明日は、

鼻水や、鼻づまりのツボを

お教えします。

お楽しみに♪

 

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中医学、漢方   2014年03月05日

今話題の抗糖化に迫る

 

昨日は2013年今年最後のヨガでした。

今年の疲れを全部吹き飛ばしてくれる心地よさでした♪

心身共に癒されました。

 

IMG_1951.JPG

 

さて、今週に入り『坑酸化』『抗がん』と
お話をしてまいりましたが、
本日は最後の一つ『坑糖化』について
お話をしようと思います。

 

 

近年では、酸化よりも糖化の方が
老化の原因といわれています…

 

一体どのようなものなのでしょうか?

 

糖化とは、
血液中に長く糖分が残っていることで、
タンパク質(コラーゲン、エラスチン)が
糖化し 変性して硬くもろくなり、
AGEsという最終糖化産物となることです。

 

 

最終糖化産物は血管病変を起こし、
私たちのからだをどんどん老化させます。  
そして一度できてしまうと、
取り除くことができないという代物です。

分かりやすくいうと、糖化はコゲです。

では、どのような方が
糖化になりやすいのでしょうか?

 

□甘いものが好きで、間食が習慣になっている
□麺類、丼ものなど、炭水化物たっぷりのメニューが好き
□食事のスピードが早い
□運動の習慣がない
□炭酸水など、清涼飲料水をよく飲む
□野菜が嫌い
□湯船に浸からず、シャワーで済ませることが多い

などに多く当てはまる方は要注意です。

 

この糖化予防に、
弊社では天然の原料素材
『苦蕎麦』

をおすすめしております。

普通のそばに比べ、
フラボノイト、ポリフェノールが100倍以上含まれており、
主に、糖尿病・高血圧症・胃腸病・動脈硬化に効果があり、

抗酸化作用・抗腫瘍作用・血圧降下作用などがあります。

 

 

また、火曜日からご紹介している

『抗酸化』『抗がん』『坑糖化』
に関する健康食品は、
弊社で取り扱っております。

 

ご興味がある方は
お気軽にお問い合わせください。

 

TEL 092−411−8066
E-mail info@san-eki.co.jp

お喜びの声も沢山頂いている
商品となっております。


 

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中医学、漢方   2013年12月26日

身近な植物で免疫力を高め、ガンを予防しよう!

本日は、クリスマスです。

昨日、社長から素敵なクリスマスプレゼントをいただきました☆

 

2013-12-25-...

 

さて、本日は美膳薬膳サイエンスセミナーでお話をした

「免疫力を高めてガンを予防しよう」というお話をいたします。

 

ガンはもともと正常な細胞の中に、

ガンを発生させる因子がすでにひそんでいて、

これに外部からの刺激、環境要因が加わって

ガンが発生すると考えられています。

私たちの体内ではガン細胞が、日々作られています。

発生したガン細胞は、体内に存在する免疫によって

増殖が防がれています。

しかし、免疫細胞の攻撃を逃れたガン細胞は増殖を続け、

発生から10年〜20年かけて1cmの大きさになります。

 

私たちの身の回りには、

ガンを予防する食品が数多くあります。

もちろん、漢方素材についても世界中から注目されています。

なかでも、もっともガンに対する

予防・治療効果が高いとされているのが

ウリ科植物の蔕に含まれている

「ククルビタシン」という成分です。

 

へちま.jpg

 

これは、STAT3というガンやその他の免疫疾患を

発生させる因子の活性化を抑える成分です。

 

ククルビタシンはSTAT3によって起こる細胞の異変の予防や治療に

効果があると期待されています。

 

身近な植物のパワーを知ると、とっても面白いですね!!

明日は、植物に含まれている抗糖化についてご紹介いたします。

お楽しみに☆☆

 

 

 

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中医学、漢方   2013年12月25日

第2回三益製薬美膳薬膳サイエンスセミナーを振り返り・・・

おはようございます!!

今月も残すところあと1週間となりました。

 

年末に向けて慌ただしく時間が過ぎていきますが、

今週も皆様に楽しんでいただけるような

ブログを投稿していきます!!

 

さて、

11月22日(金)に行われた弊社主催の

第2回三益製薬美膳薬膳サイエンスセミナーでは、

「肥満とアロマの隠されざる真実」をテーマに

弊社の渡邊よりお話をさせていただきました。

 

世界各国の最新肥満対策情報や、

肥満を改善するための3つのポイント

また、中医学からみた肥満体質の見分け方や

それぞれの体質に合った食物の選び方・ツボ療法など、

忘年会・新年会シーズンを迎える

これからの季節にピッタリのお話でした。

 

IMG_1832.JPG

 

また、 最後に弊社の五馨香を使用して行った

 フットマッサージ講習では、

「香りがよくて、すごく気持ちよかった」と

お褒めの言葉を頂きましたsmiley

 

IMG_1846.JPG

 

次回の第3回三益製薬美膳薬膳サイエンスセミナーでは

「捨てられたファイトケミカルのパワー」をテーマに、

弊社の藤より、お話をさせていただきます。

 

日常生活のなかで、

「不要」と思って捨てられていた

植物の底力についてわかりやすく解説いたします!!

 

 

お申し込み・お問い合わせはこちらまで

 

E-mail info@san-eki.co.jp

TEL 092-411-8066

 

 

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中医学、漢方   2013年11月25日
タグ:イベント

漢方薬の組み合わせ方について

皆様は、複合処方というものをご存じでしょうか?

 

 

漢方薬の原料となる生薬には様々なものがあります。

日本の漢方薬で用いられる生薬は約90%が植物性であり、

種々の植物の根、茎、葉、花、樹皮、果実、種子が用いられます。

しかも多くは珍しい草木ではなく、

季節に応じて野山を探せば手に入るものばかりです。

そして残りの10%程度は鉱物性・動物性の生薬です。


        kanpo.jpg


複合処方は、いろいろな生薬を組み合わせ、

々のタイプの患者さんの証に合わせた処方を

基礎となる理論に基づいて組み合わせます。

 

それが「君臣佐使(くんしんさし)」という理論です。

 


この理論では生薬を君薬・臣薬・佐薬・使薬に分類します。


君薬

自分自身強力な作用を持っていませんが、

処方全体の作用の方向性や副作用の軽減・消去などに

重要な役割を果たすものです。

 

臣薬

君薬の働きを補佐し増強する役目を持ちます。

 

佐薬

君臣薬を補佐したり、治療効果を高めたりするもので、

しばしば君臣薬と反対の性質の生薬を用います。

 

使薬

直接的に病気の部位に作用します。 


例えるなら、

君薬は指揮官、臣薬は指揮官を補佐する副官、

佐薬・臣薬は第一線に立つ組織化された精鋭部隊というイメージですね。

 

 

文章を読むだけでは

「難しい」と思われがちですが、

イメージをしながら学ぶと

「漢方は面白い!!」と感じますね♪

 

 

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中医学、漢方   2013年10月30日

東洋医学における外治法

週末は、弊社社長が参加されている

「行橋〜別府100kmウォーク」の応援に行ってまいりました。

ゴールシーンは何度みても感動いたしました。

20131015100...

 

私も月曜日は、

距離は短いですが8kmの地元のウォーキングに参加しました。

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さて、本日は

東洋医学からみる外治法についてご紹介します。

 

東洋医学では漢方等の薬の処方の他に

鍼治療、灸治療、ツボ療法・あん摩マッサージ、気功

もあります。

 

鍼で治療を行う鍼術は

 

一般的に非常に細い鍼を身体に刺して刺激を与え、

それによっておこる生体の反応を利用して

病気の予防や治療を行います。

鍼を刺す部位は基本的に経穴(ツボ)であり、

敬穴を刺激することで経路に働きかけ

その経路に関係する臓腑や気・血の変調を整えて、

正常な状態に戻していきます。

 

また灸治療で使用される

もぐさは、蓬の葉から作られます。

灸治療では、冷え症や胃腸障害、疲れ、筋肉の痛み等を

緩和することが可能です。

最近では市販の製品もあり

妊娠している方を除いては、自分でも施灸できます。

 

また日本で主流となっている

あん摩、指圧、マッサージ、柔道整復術の手技治療では

もむ、さするといった刺激は

皮膚下の血管の拡張を促し、新陳代謝を高め

自然治癒力を高める働きが認められています。

 

 

体育の日で運動して

筋肉痛という方は

【懸鐘】(けんしょう)と呼ばれている、

くるぶしの出っ張っている部分の

1番上から指4本分ほど上に位置するツボを押してみてください。

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懸鐘は筋肉の緊張をほぐす働きがあると

言われていて筋肉痛におすすめです!

 

このように東洋医学には

様々な外治法があり

今後様々な症状に応じた

外治法もブログ内にてご紹介していく予定です☆

 

 

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中医学、漢方   2013年10月15日

周先生の健康講座〜がんとは?第2回〜

本日は早速、昨日からご紹介しているがんの語義

漢字の「癌」と「がん」の違いからみていきましょう。

 

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細胞集団である「悪性腫瘍」

すなわち、平仮名の「がん」は、

実はその細胞の由来によって、「癌」と「肉腫」に大別します。

上皮細胞由来の「悪性腫瘍」を漢字の「癌」で表し、

対して、骨、軟骨、脂肪、筋肉、血管など

非上皮細胞由来の”結合組織”細胞に発生する

「悪性腫瘍」「肉腫」と言います。

 1810396.jpg

 

皆様、なんとなくわかりましたでしょうか?

簡単に言うと、

平仮名の「がん」は、「悪性腫瘍」と同義で、

「癌」「肉腫」、白血病などの

血液悪性腫瘍も含めた広義な意味で

「悪性腫瘍」を表す言葉なのです。

 

従って、すべての悪性腫瘍を対象にする「国立がん研究センター」や

各県の「がんセンター」は、平仮名で表記します。

 

対して、漢字の「癌」は、

単なる「がん」の一種である、

上皮細胞由来の「悪性腫瘍」を表す言葉です。

 

「癌」という漢字は、

造語で「岩」の異体字「嵒」に病垂れからなって、

「癌」を触ると、岩のようにこりこりする会意形声文字です。

いかに「癌」の特徴を表しているのか、よくわかります。

 

一方、「がん」は英語で「cancer」と表記します。

「cancer」は、「蟹」を表すギリシャ語「kankinos」に由来し、

腫瘍とその周囲のリンパ節の腫れた様子が、

蟹の脚に似ていることから命名されたのです。

欧米人は、違う角度から「がん」の特徴を表現したようです。

 

このように日本でも様々な呼び方をしている『がん』

語義の由来を知るだけでも

奥が深く興味深い病です。

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中医学、漢方   2013年10月10日

周先生の健康講座〜がんとは?〜

身近で最も恐ろしい病気「がん」。

そもそも「がん」とは、何か?どうやって我々の身体にできたのか?

 

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今や死因の第一位「がん」ですが、

「がん」や「癌」、

「悪性新生物」などいろいろな呼び方があります。

 

本日と明日のブログで、「がん」の語義についてご紹介いたします。

001.gif 

がんの語義

 

「がん」の呼び方は、数多くあります。

平仮名の「がん」もあれば、漢字の「癌」もあります。

 

また、「肉腫」や「白血病」など特殊な「がん」を表す言葉もあります。

 

そして、

「良性腫瘍」と区別するため、

「悪性腫瘍」という呼び方もよく知られています。

 

錯綜する「がん」に対する呼び方、

それぞれが何を意味するのか、整理をしてみましょう。

 

「がん」とは、

細胞無制限に増殖する「細胞集団」で、

周囲の組織を侵したり、他の臓器に転移したりして、

組織や臓器などの正常機能が障害となり、死に至らしめる病気です。

 

この「細胞集団」、つまり、塊を腫瘍と言います。

 

浸潤や転移しない「細胞集団」もあるので、

「悪性腫瘍」と「良性腫瘍」を区別する呼び方が生まれました。

 

「悪性腫瘍」は「悪性新生物」と呼ばれることもあります。

 

しかしこれだけでは、

うまくこの「悪性腫瘍」の特徴を表現できないので、

現実では、同義語として、

平仮名の「がん」という言葉を使用することが多いのです。

(つまり、「悪性腫瘍」=平仮名の「がん」)

 

では漢字の「癌」もがんと発音しますが、

「がん」と「癌」は、何が違うのでしょうか?

 

 

続きは、明日のブログに更新いたします。

お楽しみにyes

 

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