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三益製薬ブログ

2015年02月

第98回美膳薬膳〜薬膳はおいしい?〜

bizenyakuze...

 

薬膳料理は『おいしくなさそう』『特別なもの』と

思われることが多いのですが

中国の家庭では毎日、体調に合わせて食べられているものです。

 

美味しく食べて病気にならない体つくりをするための料理なので

病気を治す専門医の使う生薬などではなく、

普通に手に入る食材だけでも十分なんです。

 

今回紹介している食材は

普通のスーパーマーケットにあるもので

薬膳料理に使用できるものです。

 

高菜漬け

肉厚で大きく、辛味のある青菜を乳酸発酵させた漬物。

薬膳では、味付けしていないものを刻み、塩抜きをせずに

うまみや塩気を生かして使います。

 

干しえび

えびのうまみが凝縮した乾物。

えびと同じ健康効果があり、殻ごと食べるので

カルシウムの補給にもgood。

水に戻して料理の具としてもうま味だしとしても使います。

 

きくらげ

水でも戻した歯触りがくらげに似ていますが

きのこの一種。

食物繊維が豊富で、胃腸の働きを整える、

血液に栄養を与える、免疫力を高めるなどの

健康効果も期待できます。

 

雑穀

白米には少ないミネラルや食物繊維を多く含む雑穀類を

気軽にとれるのが、小袋入りの雑穀ミックスが多くあります。

ゆでたり、スープで煮たりして楽しめます。

 

くず粉

水で溶いて料理のとろみづけに。

体に潤いを与え、余分な熱を取る、

ホルモンのバランスを整えるなど

片栗粉とは違った健康皇効果が期待できます。

 

どれか食べたくなる食材はありましたか?

週末は上記の食材を使って

プチ薬膳に料理に挑戦してみましょう♪

 

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美膳薬膳   2015年02月27日

内臓の冷え??

ここのところ、随分過ごしやすくなりましたが、

明日はまた一段と寒くなりますので、

風邪等にはくれぐれもお気をつけください♪

 

さて、冷え症に関しては

ブログでも何度かご紹介を致しましたが、

【内臓の冷え】をご存知でしょうか?

 

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内臓の冷えとは、

中医学で見ると表熱裏寒の状態をいいます。

表熱裏寒とは、

内側の冷えが極まって、熱を外側に押し出し、

発熱しているようにみえることをいいます。

表面は熱いのですが、

内側が冷えている状態です。

 

30代ぐらいから中高年の女性に多い傾向があり、

男性にも見られます。

生まれつき副交感神経の働きが強く、

交感神経の働きが弱い人や、

アレルギー体質の人に多い傾向があります。

 

内臓のうち、特に消化管は冷えやすいので、

腸にガスがたまり膨満感が出やすいのも特徴です。

また、二の腕や太ももが冷えることもよくあります。

 

内臓の冷えの主な原因は、

熱が逃げやすいことです。

交感神経の働きが弱いため、寒い環境でも

末梢の血管が収縮せず、

体内から外へ熱がどんどん逃げてしまうことです。

 

対処法としては、

熱が逃げすぎないよう保温が重要です。

しかし、このタイプは汗をかきやすいので、

汗が冷えるとさらに熱が奪われやすくなります。

衣類においても厚着をしすぎず、

温かさを維持しながら、

熱をこもらせないよう通気性のよい服を着るよう

工夫が必要です。

 

運動して軽く汗をかき、

自律神経の調節をリセットするとよいでしょう。

 

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中医学、漢方   2015年02月26日

東洋医学と西洋医学

 

漢方医学と西洋医学では

病気のとらえ方や治療法が全く異なっています。

 

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西洋医学では、内科、外科、耳鼻科など専門分野に分かれ、

主に種々の検査によってからだの状態を

数値化、画像化して病気かどうか判断します。

一方、漢方では専門科というのはありません。

漢方医学では、からだを一つの個体として考えるからです。

からだのバランスの崩れが

様々な症状になって現れると考えます。

 

治療法にも大きな違いが出てきます。

西洋医学では診断にしたがった目的のはっきりとした治療が行われます。

たとえば、血圧が高ければ降圧剤が投与されます。

即効性がありますが服用を止めると戻ってしまいます。

 

西洋薬の多くが、病気を根本的に治しているのではなく、

本来からだがすべき働きを薬が代わりにやっているのです。

 

漢方では、病気を治すためには、

からだのバランスを整えることを第一に考えます。

病名や症状だけにとらわれず、

漢方でいう五臓六腑のどこが病気の原因なのか? 等の

体質を考慮して、漢方薬を選定していきます。

 

こうした漢方薬は自然治癒力を高めることにより、

自分自身の力で病気を治していきます。

 

さらに、漢方特有の原因療法により、

西洋医学では治療法がない病気や、

自覚症状があるにもかかわらず検査をしても

異常が見つからない場合にも対応できます。

 

とはいえ、漢方療法も万能ではありません。

緊急性があって手術が必要な時や痛みが激しく

少しでも早く苦痛を和らげてほしい時などは

西洋医学の方が優れています。

 

逆に原因から根本的に治していきたいのであれば

漢方医学が優れているといえます。

西洋医学、漢方医学の特徴を理解した上で、

自分に合った治療をすることが大切になります。

 

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中医学、漢方   2015年02月25日

未病の歴史

未病は現代注目されている言葉です。

東洋医学や漢方薬治療の一大特徴のように扱われ、

マスコミ等でも使われるようになりました。

 

「未病」とは、まだ病気になっていないが、

放っておくと病気になる可能性がある状態のことで、

現代医学的には病前状態、半健康状態、前駆(病気が起こる前兆が出ている)状態

などと解釈されています。

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これに対してすでに病気になってしまった状態は

「已病(いびょう)」といいます。

 

そもそもこの未病という言葉は、

「黄帝内経」に初めて現れます。

そこでは「治未病(ちみびょう)」と書かれており、

「未だ病まざるを治す」と読みます。

 

その説明には、

「優れた医者は、病がまだ現れないうちにその以上を察知して

事前に治療を行い(治未病)、すでに病が重くなったときには手をつけない(不治已病)」

とあります。

 

病気になってから治療することが困難な昔は、

治療に失敗すると、責任をとらされ処刑されることもあったため、

賢い医者は重い病気には手を出さず、

病気を起こさないようにする医療を重視したことが想像できます。

 

その後、

紀元前100年ごろに書かれた「難経」という書物で

「病が起こらないように先手を打つ(治未病)のが優れた医者で、

すでに発症した病の治療(治已病)ばかりするのは普通の医者だ」

といわれています。

 

これら、「黄帝内経」や「難経」は

鍼灸の古典で、主に鍼灸治療を指しています。

 

このようにして、漢方でも徐々に認識された未病や治未病の考え方は、

現代医学においても予防医学、公衆衛生学、医療経済学等で、

その重要性が認識されるようになってきたのです。

 

病気になった時に、

治療をすることはもちろん大切ですし、

治すために重要なことですが、

病気にならないための体づくりもとても重要なことなのですね♪

 

 

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中医学、漢方   2015年02月24日

漢方薬は腸で免疫を強くする

 

花粉症やアレルギーなど一年中症状がでる方もいますが

これから春にかけての季節はより多くの方に症状がでます。

 

免疫力を高めるにはいろいろな方法がありますが

本日ご紹介するのは漢方薬と腸の関係です!!

 

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これまで、腸は、単に植物から

水分や栄養を吸収するための臓器と考えられていましたが

現在では、外界からの刺激に対するバリアー機能を持つ

最大の免疫臓器であることが分かってきています。

 

免疫には自然免疫と獲得免疫の2種類があり、

前者の中でも特に腸管における

粘膜免疫が重要な働きをしています。

 

粘膜免疫とは簡単にいうと

粘液と分泌型抗体が主役となって

細菌等の体内侵入を防ぐことですが、

こちらには漢方薬がよく働き、

免疫増強作用があることが明らかになってきました。

 

漢方薬の中でも症状により種類が違うので

 

例えば

・花粉症・鼻炎等で鼻水がとまらない。

・うすい水の様な痰を伴った咳や鼻水がでる。

という方には小青竜  (しょうせいりゅうとう)

 

・熱や炎症を抑えがひどい

・にきびや鼻炎などの症状がでる

という方には荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

 

といった漢方薬がおすすめです♪

 

 

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中医学、漢方   2015年02月23日

第97回美膳薬膳〜2月と3月の食養生〜

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2月も後半にさしかかりました。

中国では、昨日旧正月を迎えました。

 

そして福岡では、今週末

春一番が吹くと予想されています。

ゆっくりと春に近づいていますね♪

 

さて、本日は2月と3月の食養生について

ご紹介します。

 

2月は、

まだ比較的寒い時期が続くため、

体を温める食事が必要ですが、

本格的な春に向かう準備も必要です。

花粉症などのアレルギーに備え、

香りや苦味のある春野菜や山菜を食べて解毒を促し、

免疫力を高めましょう♪

 

3月は、

外界の変化に対応しきれず、

自律神経も乱れがち。

無気力感や頭痛、イライラに悩まされる人は、

香りの強い春野菜で肝機能をアップさせると、

体調や気持ちが安定するといわれます。

 

春の暖かさに

目覚めた体は、冬の間にたまった毒素を外に出そうと

急激に頑張り始めるため、体内の解毒を担当する肝臓に負担がかかります。

 

五臓の「肝」に対応する色は「緑」。

デトックス作用のある緑色の野菜を中心に、

肝臓をいたわる食材を選びましょう♪

 

にら、キャベツ、青菜類、

グリーンアスパラガス、絹さや、セロリ、クレソン、

青紫蘇、山菜などの野菜を摂ることがおすすめです。

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また、苦味のある春野菜は毒素を引き出し、

免疫力を高めるので、花粉症の備えにもなります。

 

春野菜を摂って

元気に過ごしましょう♪
 


オンラインショップでは、

旧正月キャンペーンも行っています!!

是非チェックしてみてください! 

 

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美膳薬膳   2015年02月20日

病気の原因を知りましょう!

季節の変わり目は、体調を崩さないように

心がけることが必要な時期になります。

 

本日は、病気が起こる様々な原因をご紹介します。

 

まず、東洋医学における病因は

身体の外から影響を与える『外因』

身体の中で発生する『内因』

外因にも内因にも属さない『不内外因』の

3つからなります。

 

外因とは、身体への影響が強すぎる気候を指し

六淫(寒・暑・燥・湿・風・熱)に分けられます。

 

また、身体の外からの影響だけでなく

身体の内側からも引き起こされます。

内因とは怒り・喜び・思い・憂い・恐れ・悲しみ・驚きの

7つの感情(七情)を指し、これら七情が過剰になると

病気を引き起こすと考えられていました。

 

不内外因とは、

飲食の不摂生、声の出し過ぎ、心身の過労、不測の傷害などが

含まれます。

 

病気はストレスとも関係深く、

ストレスがかかる時間が長くなるにつれて

交感神経と副交感神経の働きが変わり

感情にも影響するのです。

 

また、考えすぎや悩みすぎ

食べ過ぎ、量が少なすぎる、目の酷使、

座り続ける、歩き続けるなどという行動も

原因に繋がりますので

常にバランスよく生活を過ごすことを心がけましょう。

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中医学、漢方   2015年02月19日

ついに花粉症の季節がやってきました

ここのところ、マスクがないと

過ごせないような季節になってまいりました。

花粉症の季節の到来です!!!

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花粉症の方は、

これから4月下旬くらいまで

スギ花粉とヒノキ花粉に悩まされるでしょう。

 

花粉症の主な症状は、

目のかゆみ、充血、涙が出る

くしゃみ、鼻水、鼻づまり等があります。

 

花粉症は、

漢方的な考え方では、

体内の水分バランスの異常「水毒」と考えます。

水毒とは必要なところに水分が少なく、

特定のある部分にたくさんたまっている状態のことです。

余分な水分があふれ出し鼻水やくしゃみ等になります。

 

また、ストレスや体力の低下が

抵抗力を奪うことも原因のひとつです。

そもそも、体のバリア機能は

「気」の仕事なので、

「気」を補い、巡らすことが大切です。

 

体のバリア機能が低下していると、

アレルギー症状は悪化します。

「気」を補うなつめやいも類等を取り入れましょう。

とくに、水滞タイプは、

体を冷やさないように心がけて

水分のとり過ぎを控えましょう。

 

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季節ごとの症状   2015年02月18日

『冬バテ』って聞いたことありますか?

ここ最近では、『夏バテ』ならぬ

『冬バテ』が流行っているようです。

 

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どのような症状が出るかというと

身体がだるい・頭痛、肩こり・冷え性・

寝つきが悪い・胃腸の調子が悪い等です。

 

みなさん、心当たりありますか?

 

冬バテの原因は、

寒さによる血めぐりが悪くなることや、

屋内と屋外の温度差による

自律神経の機能低下などです。

 

普段、生活している部屋は

エアコンの効いており乾燥もしやすくなるので

体内の水分は失われていきます。

 

また、冬は夏に比べて汗をかかないので、

喉もあまり渇きません。

そのため、水分補給を控えがちになります。

 

水分補給が減ると尿や汗の量も減り、

体内の老廃物などが排泄しにくくなり、

体内の水分バランスが崩れたり

新陳代謝が落ちてしまうことも体調不良の一因です。

 

 

では、冬バテを防ぐにはどうしたらいいでしょうか?

冬に限らず、まずは規則正しい生活をすることが一番大事!

 

あとは、自律神経がうまく働きやすい

体内環境を整えてあげることが、冬バテを防ぐ近道です。

 

膝のお皿の外側から指4〜5本下に下がったところに

ツボに全身の冷えやだるさに

効果的な『足三里』があります。

こちらを押してみるのもおススメです。

 

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体内改善を心がけて冬を乗り切りましょう♪

 

 

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季節ごとの症状   2015年02月17日

Health of body and mind 企画

こんにちは? 大森です!!

週末は如何お過ごしでしたか?

今後の企画で山や屋外でのイベントの可能性を探ってきました。

自然療法、体質改善や心のバランスを整える

ワクワクする企画をしていきたいと思っています(*^^)v

まずは霊山の1つである英彦山へ

 

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この石段・・ 中央部に設置してある手すりは、私にとって必須でした(^_^;)

後から登ってきた可愛らしいワンチャン! 

少し遊んでくれてサッサと登って行きました。

 

 

そして本殿へ

なんだか心の調整が出来た気がする。

こんなところで泊まりがけのイベントしたい!

近くに宿泊施設がありますが、ちと高いなぁ。。。

眺めは良かったけどね。

安くて綺麗でみんなで元気になれる場所、見つけたい。

 

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恵比寿さま、どうかお願いを叶えてください。

そんな感じで、今考え中ですヽ(´▽`)/

 

 

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社長ブログ   2015年02月16日