内臓の冷え??
ここのところ、随分過ごしやすくなりましたが、
明日はまた一段と寒くなりますので、
風邪等にはくれぐれもお気をつけください♪
さて、冷え症に関しては
ブログでも何度かご紹介を致しましたが、
【内臓の冷え】をご存知でしょうか?
内臓の冷えとは、
中医学で見ると表熱裏寒の状態をいいます。
表熱裏寒とは、
内側の冷えが極まって、熱を外側に押し出し、
発熱しているようにみえることをいいます。
表面は熱いのですが、
内側が冷えている状態です。
30代ぐらいから中高年の女性に多い傾向があり、
男性にも見られます。
生まれつき副交感神経の働きが強く、
交感神経の働きが弱い人や、
アレルギー体質の人に多い傾向があります。
内臓のうち、特に消化管は冷えやすいので、
腸にガスがたまり膨満感が出やすいのも特徴です。
また、二の腕や太ももが冷えることもよくあります。
内臓の冷えの主な原因は、
熱が逃げやすいことです。
交感神経の働きが弱いため、寒い環境でも
末梢の血管が収縮せず、
体内から外へ熱がどんどん逃げてしまうことです。
対処法としては、
熱が逃げすぎないよう保温が重要です。
しかし、このタイプは汗をかきやすいので、
汗が冷えるとさらに熱が奪われやすくなります。
衣類においても厚着をしすぎず、
温かさを維持しながら、
熱をこもらせないよう通気性のよい服を着るよう
工夫が必要です。
運動して軽く汗をかき、
自律神経の調節をリセットするとよいでしょう。
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