第76回 美膳薬膳〜冬竹茶〜
9月になりました。
日も随分と短くなり、涼しくなりました。
今朝マンションから外を眺めると
秋の空と日の出がとてもきれいでした。
9月や10月になると、
空気が乾燥してきます。
夏の強い日ざしの影響も出てきて、
乾燥肌やしわ等になりやすい状態です。
これは、紫外線が表皮細胞(角化細胞)に悪影響を与えた結果、
角質層に機能不全の細胞が多くなり、
そのため角質層における保湿機能やバリア機能が低下している状態です。
秋は、たっぷりの化粧水で潤いを補給したら、
乳液等の油分で閉じ込めましょう。
また、体を潤す食材をとり入れて、
体の内側からケアすることが大切です。
そしてそんな時におすすめのお茶を
ご紹介します。
冬竹茶(とうちくちゃ)
【材 料】 ?麦門冬15g ?玉竹15g ?沙参6g 水3カップ
【作り方】 材料を水に30分浸し、30分煎じます。
濾してからもう一度水2カップを入れて20分煎じます。
1回目と2回目の薬汁を混ぜ、2〜3回に分けて飲みます。
麦門冬:
体をやや冷やす性質を持ち、甘味と少し苦味があります。
心・肺・胃に作用しやすく、体の水分を補って肺・胃を潤し、皮膚の乾燥の改善が期待できます。
玉竹・沙参:
共に体をやや冷やす性質を持ち、甘味があります。
肺と胃に作用しやすく、肺と胃を潤して、皮膚の乾燥・のどの渇きの改善が期待できます。
体の水分を補い肺と胃を潤す働きがあるため、
皮膚の乾燥・声のかすれ、のどの渇きの改善が期待できます。
是非、お試しください♪
?国際天然物機能開発研究会 監修
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