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三益製薬ブログ

2014年11月13日

虚証と実証

本日は、中医学の虚証と実証について

ご紹介します。

 

虚証・実証とはそれぞれ病気の状態を表しています。

虚証は、からだに必要な気、血、水などが不足している状態です。

その結果、臓腑の機能が落ちて正気が弱っています。

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正気とは、からだのなかの陰と陽のバランスが良い状態で、

病気にかかりにくく、正気が充実していることをいいます。

 

気の不足は、気虚

血の不足は血虚となります。

 

また実証は、

正気が充実している状態です。

あるいは、風邪や寒邪等の邪気や

気滞、?血、病原性の微生物等、有害なものの働きで

臓腑の機能が停滞しているか、

有害なものが過剰になってしまった状態も指します。

気実、血実等と表現します。

 

虚証の場合は、原則として不足しているものを

補う治療をします。

気が足りなければ、気を増やす処方を行います。

気の生成に関わっているどの臓腑の変調が原因で

気が不足しているかを判断し、

その臓器の機能を高める治療をします。

 

実証の場合は変調の原因を攻撃し、

とりのぞく治療をおこないます。

からだの機能が落ちて?血ができたときには、

機能を高めることで不要なものを取り除きます。

 

しかし、実際には

虚証と実証が入り混じっていることが多く、

移り変わりも激しいため、様子をこまめにみて

適切な治療を施すことが多いようです♪

 

からだのバランスを見ながら、

うまくコントロールをしてきましょう!

 

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中医学、漢方   2014年11月13日