第32回 美膳薬膳
本日の美膳薬膳では
抗糖化をテーマに血糖コントロールについてご紹介致します。
抗糖化とは
『糖化』とは、糖分がタンパク質を茶色に変色させ、
最終的にAGEという化合物をつくることを指します。
例えばホットケーキやプリンにかけるカラメルソースが茶色いのは、
砂糖や小麦粉の糖質が、卵や牛乳のタンパク質と糖化反応をしたからなのです。
同じように、人間の糖化は食事で摂取した余分な糖が血液に残って全身を巡ることで引き起こされます。
糖化により、肌の老化や骨の老化また、AGEが体にたまると動脈硬化のリスクも高まります。
糖化が進むと、糖尿病も引き起こし
体内でブドウ糖の一種「ソルビトール」が大量に増えて
神経や血管に障害を起こし、合併症につながることも指摘されています。
糖コントロールのポイントとして、低GI食品を取り入れましょう☆
低GI(グリセミックインデックス)食品とは
GIとはある食品を食べた後に、
どれくらいの速度で血糖値を上げるのかを数値化したもので、
ブドウ糖を基準値100として示しています。
低GI食品には
玄米、そば、オールブラン、全粒粉小麦パン、
大豆、さつまいも、レタス、大根、リンゴ、グレープフルーツ、ヨーグルトなどがあります。
低GI薬膳
玄米入り冷やし茶漬け(2人分)
材料:
玄米(0.5合)、白米(1合)、水(300〜350ml)梅干し(2個)、
豆腐(60g)、ししとう(5.6本)、じゃこ(少々)、めんつゆ(大1)、
ねぎ(少々)、だし汁(300ml)、塩(少々)
作り方:
?玄米と白米は水に30〜40分漬けておきます。炊飯器または圧力鍋で炊いていきます。
?炊き上がったらかるく混ぜ、粗熱がとれるまで冷ましておきます。
ししとうはへたをとりフライパンで炒めます。そこにじゃことめんつゆを加えます。
?器に玄米ご飯を盛り、豆腐、梅干し、炒めたししとうとじゃこ、ねぎを盛り付けます。
?最後に冷やしただし汁をかければ完成です。
※だし汁はお好みで塩味を調えてください。
【本日の薬膳食材】
玄米・・・コレステロールの抑制と排泄、ガン予防、老化防止、
便秘予防、脳の神経伝達物質の働きを活性化させる作用があります。
梅・・・梅干しに含まれるクエン酸がエネルギー代謝に関わり、疲労物質を排泄します。
また、栄養の消化吸収を良くし整腸作用があります。
豆腐・・・体を潤す作用があるので、目の充血、口の渇き、口臭予防に良いです。
また、腸の渇きを潤すので便通改善にもおススメの食材です。
【美膳薬膳担当者】
?国際天然物機能開発研究会 監修
健康食品のOEMや卸販売を承っております。
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