食べることから健康は始まる
本日は食と健康についてご紹介します
東洋では、古代より「医食同源」や「薬食同源」という考え方があります。
食べものと薬の源は同じとされていました。
最古の医学書とされる『皇帝内経』では、日常の養生に
重点を置いてのべられている「素問」という章があります。
ここでは平素の生活の基本について、自然と人体の調和や、
飲食物のバランスの必要性が説かれています。
「穀は養いをなし、畜は益をなし、菜は充をなし、果は助をなす」と記してあり、
これを現代語にすると、
「人の生命を日常に養うには穀類を主食とするのがよく、
畜肉の動物性タンパク質が人体を栄養し増益させ、
野菜類の水分・ミネラル・繊維などが体調を整え、
果物は野菜をよく助ける」という意味です
さらに、食べものの味や性質をあわせて、バランスよく摂取することで
精力が増し、気力を充実させることができると書かれています。
食事で健康をつくる、病気を治すという考えは、生活習慣病など
毎日の食生活などが原因となる病気が増えている昨今、
医療界以外でも注目を集めています
漢方における食事療法は、
現代の栄養学の栄養素やカロリーという視点とは異なります。
例えば、栄養学からいうと、ビタミンが豊富で
カラダによいとされている緑黄色野菜も、漢方の食事療法では、
カラダを冷やす食べものなのです。
このように、漢方では食べものの効能と、その人の体質や症状に合わせて、
摂ってよい食べものとよくない食べものを決めていきます。
そのため幅広い病気、症状の改善が期待できるのです。
食べものの性質を知り、日常の食生活に取り入れることで、
自分の体質や症状にあった「食養生」になるわけです
食べることから健康は始まります。
漢方、薬膳、食についてこれからも
どんどんご紹介していきたいと思います
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