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三益製薬ブログ

2012年2月23日

薬膳について

本日と明日は薬膳について書きたいと思います。

まずはじめに、薬膳とは

 

薬膳の思想が生まれたのは中国です。

中医学では人体は自然界の変化の影響を受けている

有機的な統一体であり、身体の陰陽のバランスが崩れと

病気になると考えられてきました。

薬膳はこれらのバランスを調えるために、

毎日の食生活を通じて行う飲食療法であり、

「食療」または「食治」ともいわれています。

薬膳の目的は食品の性質と成分を応用し、

一定の臓腑に作用し、気血を調和し

陰陽を平衡し、疾病の予防や健身延年を目指すことです。

 

本日は冬の薬膳を紹介します。

冬は手足が冷えたり、人体の気や血のめぐりが滞って痛みがあらわれたりします。

また、冷えると人体の表面が収縮し、熱が外へ出にくく悪寒や発熱の症状が起こります。

これらの予防には熱性や温性の食材が効果的です。

腎経にはいって滋養、強壮効果がある 胡桃、クコの実、銀杏、大豆、黒ゴマ、鳥骨鶏、桂皮(ニッキ)、ショウガ

などの食材が適しています。

これら 大根、人参、ごぼう等の冬野菜と組み合わせるとより良いといわれています。

 

明日はこの食材を使った薬膳レシピを紹介します。

料理   2012年02月23日