おはようございます
本日は、周先生による
「心臓病・脳血管障害の予防――冬季対策」
についての健康講座です
肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症は「死の四重奏」と言われています。
この四つの条件が揃うと、心筋梗塞や脳血管障害などの病気で亡くなる危険が顕著に高まるというものです。
さらに冬季では、気温の低下や温度変化はその病気の発症に大きく影響しています。寒い冬に心筋梗塞や脳血管障害などの疾患を予防するための対策を紹介します。
1、早朝ジョギングに、気をつけよう
寒いときは体熱を奪われないよう、血管がギュッと固く縮まっています。この状態で体を動かすと、血圧が急に上がり、脳や心臓の血管が詰まりやすくなっています。
心筋梗塞などの心臓病による12-3月の死者は、6-9月の2倍近くになるとか冬に安全に運動をするには、まず血管を広げて柔軟にするのが先です。
暖かい場所、暖かいウェアで、入念なウォーミングアップをして体を十分温めてから、本格的な運動に入りましょう。
2、温度差や冷えに注意しましょう
外出時には、戸外は寒いので、体が急に冷えないように気をつけましょう。防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用して、体の負担を軽減します。
また、家の中では部屋は暖房して暖かくしていても、トイレや脱衣所は寒いことがよくありますですから、高齢者のいる家庭では、忘れずにトイレや脱衣所を暖かくしましょう。
入浴時も注意が必要です浴室も洗面所と同じ冷えている場所ですから、入浴前には暖めておく必要があります。高齢者や危険因子を持っている人は一番風呂をさけ、浴室が暖まってから入浴しましょう。
寒いからとからだが冷えたまま、いきなり熱いお湯に入ると血圧が上昇してしまいます。お湯はぬるめにして、長湯は避けましょう。
入浴して汗をかくと水分が抜けるので、血液の粘度が増し血栓ができやすくなる危険があります。
3、疲労やストレスは溜めないようにしましょう
糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満などは生活習慣病の原因疾患として、重要視されています。
しかし、色々なデータペースから、心筋梗塞や脳血管疾患の発症理由を調べるところ、ストレスや疲労がかかわっていることが明らかになっています
その原因はまだ解明されておりませんが、ストレスに伴い分泌されるストレスホルモンが直接的に循環動態に悪影響を及ぶすものと考えています。
たとえば、血中カテコラミンの高値による自律神経異常(交感神経優位)、血小板凝集能の亢進、血管内皮機能の低下が報告されています。
これから、本当に寒くなりますから
体や健康には特に気をつけないといけませんね
「心臓病・脳血管障害の予防――冬季対策」を是非参考にしてみてください。
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