全身型冷え症は、若年者や高齢者に比較的
多くみられます。
全身が均等に冷えているため、冷えを自覚しない場合は
低体温傾向と呼びます。
自覚症状がなくても身体機能に支障をきたすので、
特に「隠れ冷え」症と呼ばれています。
主な原因は、からだの中で熱がつくれないことです。
基礎代謝の低下や、体温のセットポイントが低下しているために、
全身が冷えている状態です。
ストレスや不摂生な生活が要因になっていることもあります。
対処としては、からだの中も外も冷えているため、
まずは熱が逃げないよう保温が大切です。
同時に熱を生み出すために、
食事摂取を増やし、十分な睡眠をとり、
ストレスを減らし、代謝を上げるための運動などが大事です。
全身型とは反対に、足のかかと、背中や腕の一部など
からだのある範囲だけ強く冷えを感じる場合を、
局所冷え症といいます。
原因としては、局所の知覚神経や交感神経に問題があるために起こる、
局所の血管圧迫や血管狭窄などによる血行障害が考えられます。
局所の筋肉がこって、循環が悪くなるために起こることもあります。
このように今日からだにおける冷えは深刻化しています。
からだの血の巡りをよくするために
運動をとりいれたり
冷えにくいからだづくりをするためにも
日々からだを温めることを習慣づけたり、
していくことが必要です。
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