未病は現代注目されている言葉です。
東洋医学や漢方薬治療の一大特徴のように扱われ、
マスコミ等でも使われるようになりました。
「未病」とは、まだ病気になっていないが、
放っておくと病気になる可能性がある状態のことで、
現代医学的には病前状態、半健康状態、前駆(病気が起こる前兆が出ている)状態
などと解釈されています。
これに対してすでに病気になってしまった状態は
「已病(いびょう)」といいます。
そもそもこの未病という言葉は、
「黄帝内経」に初めて現れます。
そこでは「治未病(ちみびょう)」と書かれており、
「未だ病まざるを治す」と読みます。
その説明には、
「優れた医者は、病がまだ現れないうちにその以上を察知して
事前に治療を行い(治未病)、すでに病が重くなったときには手をつけない(不治已病)」
とあります。
病気になってから治療することが困難な昔は、
治療に失敗すると、責任をとらされ処刑されることもあったため、
賢い医者は重い病気には手を出さず、
病気を起こさないようにする医療を重視したことが想像できます。
その後、
紀元前100年ごろに書かれた「難経」という書物で
「病が起こらないように先手を打つ(治未病)のが優れた医者で、
すでに発症した病の治療(治已病)ばかりするのは普通の医者だ」
といわれています。
これら、「黄帝内経」や「難経」は
鍼灸の古典で、主に鍼灸治療を指しています。
このようにして、漢方でも徐々に認識された未病や治未病の考え方は、
現代医学においても予防医学、公衆衛生学、医療経済学等で、
その重要性が認識されるようになってきたのです。
病気になった時に、
治療をすることはもちろん大切ですし、
治すために重要なことですが、
病気にならないための体づくりもとても重要なことなのですね♪
弊社商品を、お取り扱い頂ける代理店を募集しています。
また不妊に関するご相談や、サプリメントもお取り扱いしております。
お気軽にお問い合わせください。
三益製薬オンラインショップ
http://store.shopping.yahoo.co.jp/san-ekishop/
三益製薬Facebookページはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
三益製薬株式会社