漢方薬に配合されてる生薬は、はたらきの強さや性質によって
上薬・中薬・下薬の3つに分けられ、
多くの場合、上薬を中心にして配合が決められています。
上薬は全身の状態を整えていく生薬です。
即効性はありませんが、体質が改善されます副作用のおそれがないので、
長時間使えるのが特徴的です。
中薬は、おだやかな作用で新陳代謝を活用していく薬です。
大量に服用すると副作用がありますが、
適切な量と服用する期間を守れば問題はありません。
下薬は作用が強く、即効性があります。
そのため、副作用が出やすく、服用する量や期間に注意が必要です。
また、その役目から下図のように、君臣佐使の4つにわけられます。
生薬は難しいというイメージですが、
学んでみると奥が深く、面白いものですね♪
今後、生薬を取り入れたサプリメントや、医薬品を購入される際に
入っている生薬をみてみるのも楽しいかもしませんね。
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