運気論とは
古代の中国ですべてのものを5つに分ける五行説のことで、
宇宙に存在するすべてのものを
木・火・土・金・水
の5つの要素に分類するという考え方です。
そして
五行説を気候にあてはめ、
暦として使うようになったものが
運気論です。
1年は『春、夏、長夏、秋、冬』
の5つの季節と
『風、寒、暑、湿、燥、火』
の6つの気に分かれます。
これを五運六気といい
その移り変わりが運気です。
運気論の暦を使用すると
ある年のある期間は、
例えば「木の運と風の気」とわかります。
木の枝が伸びる季節であり
同時に強い風が吹くと予想ができ、
そのことは農業等に役立てました。
また、
「今年は湿度が高いから、
湿邪(湿気がもたらす悪影響)からくる病気に気をつけよう」
「冬は風邪が流行りそうだ」
という病気の予想もしていたそうです。
2014年は五運六気からみると『土運太過』で、
雨が多いと予想されているようです。
梅雨は厳しいかもしれません…。
奥がとても深い中医学…
今後も深くご紹介していきます!!
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