女性ホルモンを司る卵胞ホルモン(エストロゲン)には
様々な働きがあります。
どのような働きがあるのか?
順にご紹介していきます。
【皮膚に対する作用】
皮膚の表面の組織には弾力成分であるコラーゲンが多く含まれており、
このコラーゲンを増やすのも卵胞ホルモンになります。
年齢を重ね、閉経を迎える頃になると
コラーゲンが減少し、皮膚にしわやたるみが目立つようになります。
【体温調整作用】
視床下部にある体温調節中枢に影響を与え、
卵胞ホルモンは体温を下げる、
黄体ホルモンは体温を上げる作用をします。
従って基礎体温を測る事によって、
排卵の時期や月経開始の時期を知る事ができます。
生理周期を知ることで、妊娠への期待も高まります。
【骨に対する作用】
卵胞ホルモンは年齢を重ねていくと骨の成長を止めてしまいます。
また、骨量の維持・増進に重要な役割を果たしています。
卵胞ホルモンには骨芽細胞の増殖を促して
骨の産生を高める作用があるほか、
カルシウムを骨に沈着させる働きをする
「活性型ビタミンD」や「カルシトニン」の合成を促す作用もしています。
従って、閉経後は卵胞ホルモンの分泌が減少するので、
骨粗鬆症になり易くなります。
【脂質代謝に対する作用】
健康診断でよく「コレステロールが高い」という話題になりますが、
この血液中のコレステロール値を下げる働きまでしているのが卵胞ホルモン。
20〜30才位の間、男性は血中のコレステロール値が平均して高いのですが、
閉経を迎える年齢になると急激に女性が男性を追い越してしまいます。
【膣に対する作用】
膣内は膣粘膜に雑菌が繁殖しにくくなるように、
膣粘膜に常在するデーデルライン菌によって、常に酸性に保たれています。
このデーデルライン菌の栄養源となるグリコーゲンの分泌を促しているのが、
卵胞ホルモンです。
さらに、膣粘膜細胞の増殖を促し、
膣をみずみずしく保つ働きもしています。
このように
女性ホルモンには
多くの働きがあります。
本日ご紹介した
骨粗鬆症と女性ホルモンの関係に関しては
明日またブログにて詳しくご紹介いたします。
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