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三益製薬ブログ

なぜ今漢方なのか

東洋医学の治療は、病名にこだわらず、

診察の際のその人個人の症状を重視し、

体全体のバランスを図りながら、

生薬や鍼灸(しんきゅう)、按摩、食事(薬膳)、運動法(気功など)

を用います。

 

ツボ押しや生薬、薬草を取り入れた薬膳など、

自然由来のものを使い、副作用が少なく、

体にやさしい治療ができることが魅力です!

 

また、疲れがとれない、冷えが気になる、

風邪をひきやすくなった、などの

未病の状態からの体質改善を目指した治療が可能です。

 

東洋医学は、病巣だけを見るのではなく、

全身を診て全体的・局所的に治療を行います。

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 さて本日は昨日も少しご紹介させて頂いた

「気・血・水」

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バランスが崩れるとどんな症状が起きるのか

もっと詳しくご紹介いたします。

 

「気・血・水」とは内臓や器官の生理的活動を表したもので、

このバランスが崩れると病気になります。

 

気は、生命活動を維持している生命エネルギーのことで、

血や水を体の中に巡らせ、体温を保ち、

抵抗力や回復力の役割を担います。

 

気が変調すると

気虚:気が不足する。無気力、倦怠感、息切れ

気滞:気が滞る。喉の詰まり感、焦燥感、ゆううつ
気逆:気が病的に上昇する。不眠症、イライラ感、動悸

 

といった不調が出てきます。

 

血は、血液だけでなく、栄養分全体を現しており、

体の各器官に・組織に栄養を運び、

意識や精神をはっきりさせる働きがあります。

 

血が変調すると、

血虚:血が不足する。めまい、動悸

お血:血の流れが滞る。生理痛、生理不順

出血:鼻血、痔出血

 

といった不調が出てきます。

 

水は、リンパ液、涙、汗、尿など

体の中のすべての水分のことで、

五臓六腑、皮膚、粘膜を潤し、

汗や尿を生成する働きがあります。

 

水が変調すると

水滞:体の中の水分が滞る。だるい、めまい、むくみ

湿:体の中に滞留する希薄な水分がある。食欲不振、手足の倦怠感、浮腫

津液不足:体液が不足する。口の渇き、唇や肌の乾燥、尿量減少

 

といった不調が出てきます。

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東洋医学は奥が深く、

考え方ひとつ知るだけでも、自身の体調を見るのに役立つはずです。

 

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中医学、漢方   2013年10月07日