独特のにおいを嫌う人もいますが、
慣れると料理に欠かせないアクセントになるにんにく。
にんにく の持つ強いにおいの成分はアリシンといい、
整腸作用、食欲増進効果に加え、
アンチエイジングにも効果が期待されています。
スタミナ源としても知られており、
これはスコルジニンと呼ばれる成分が疲労回復に役立つ
ビタミンB1の働きを高めてくれるからです。
ビタミンB1は肉や魚などのたんぱく質を含む食品に多く含まれるので、
一緒に食べることで疲労回復・脳の活性・滋養強壮などの効果を発揮します。
また、ニンニクに含まれているアリシンは胃腸の働きを促進する作用があり、
食欲不振の解消に効果絶大です。
ただし、いくら体によいからといって食べすぎは禁物です。
刺激が強いので、生で食べるなら1日1片(5〜6g)、
加熱したものなら2〜3片程度を目安に食べましょう。
【にんにくの選び方】
外側の皮が数枚重なっており、カサカサに乾燥しているものを選びます。
皮が茶色く変色しているものは避けましょう。
丸くて、重いものを選びます。
大きさの割に軽いものは、中がスカスカの可能性があるので避けます。
緑色の芽が出てしまっているものも避けます。
【にんにくの保存方法】
ネットに入れて、風通しのよいところに吊るして保存します。
長期間保存する場合は、ネットのまま新聞紙に包んで冷蔵保存します。
こうすることでにんにくの発芽を遅らせることができます。
すりおろしたにんにくを、板状にならして冷凍保存し、
使うときに必要な量だけ割って使うのもおすすめです。
にんにく醤油、にんにく味噌、にんにくオイルなどに加工すれば、長期保存も可能です。
夏バテ予防に、日頃からにんにくを食べましょう☆
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